論文 ·日本語 ·未確認
福島県北部方言の「ようだ」
- 刊行年
- 2019-07
- 収録
- 『阪大社会言語学研究ノート』 16 pp. 1-14
- 出版
- 大阪大学大学院文学研究科社会言語学研究室
- 言語
- 日本語
- crid
- 1390009224815049984
- hdl
- https://hdl.handle.net/11094/73636
- naid
- 120006769847
- doi
- 10.18910/73636
- ndl_bib
- R100000136-I1390009224815049984
- URL
- https://cir.nii.ac.jp/crid/1390009224815049984
要旨
福島県北部方言の「ようだ」は、現代標準語の「ようだ」と同じ〈推定〉〈比喩〉〈様態〉のほか、江戸語の「ようだ」にあった〈話し手の内的感覚〉の用法でも使われる。しかし、〈推定〉〈比喩〉以外の「ようだ」には、「想定に反することとして現状を認識することを表す」という意味がある。この「想定外」を表す「ようだ」は、文脈に応じて、聞き手に言いにくいことを言うときの垣根表現や、やるつもりのなかったことをやるときの当為表現として使われることがある。「ようだ」はもともと「観察したこと」の表現だったと考えられるが、現状をことさら「観察したこと」として表すのは、話し手の「思っていたこと」と「観察したこと」にずれがある場合が多い。そのような文脈的含意をもとに「想定外」の意味が備わったと考えられる。
主題
この書誌の出所
- cinii— 1390009224815049984(2026-08-12取得)
- ndl— R100000136-I1390009224815049984(2026-08-12取得)
引用キー: 白岩2019福島県北部方言のよう