論文 ·日本語 ·未確認
関係節の序列と位置に関する日中対照研究
- 刊行年
- 2009-03-19
- 収録
- 『世界の日本語教育. 日本語教育論集』 19 pp. 107-124
- 出版
- 国際交流基金日本語事業部企画調整課
- crid
- 1390572174835863552
- uri
- https://jpf.repo.nii.ac.jp/records/412
- ndl_bib_id
- 10255975
- naid
- 110007050078
- issn
- 09172920
- doi
- 10.20649/00000406
- URL
- https://cir.nii.ac.jp/crid/1390572174835863552
要旨
多項関係節共起の語順、関係節と他の修飾成分との順序については今までほとんど言及されていない。日本語を中国語に訳す場合、中国語訳文の語順(特に関係節と他の連体修飾成分との順序)が不自然に思われるものが数多くある。本研究は日中両言語における関係節の序列と位置について対照し、日中対訳コーパスを利用して両言語の共通点と相違点を分析し、さらにその背後に潜んでいる原則を明らかにした。これらの背後には意味近接原則、音節の長さの原則、時間的前後の原則、識別度原則などの原則が働いている。複数の原則が協調し、一致している場合には、語順が極めて安定していて、語順の入れ替わりは一般に認められない。逆に、複数の原則がお互いに衝突し、競合している場合には、語順が安定しておらず、語順の入れ替わりが認められる。また、関係節と形容詞、修飾名詞、指示詞との語順においては、語順の制限が厳格であるといわれる中国語より、語順が比較的自由であるといわれる日本語の方が、語順への制限が厳しい。これは語順類型論的要因によるところが大きい。
主題
この書誌の出所
- cinii— 1390572174835863552(2026-08-12取得)
引用キー: 盛2009関係節の序列と位置に