論文 ·対照・比較 ·未確認
少数言語と国際法 : 琉球語・アイヌ語を素材にして
- 刊行年
- 2021-03-24
- 出版
- National Institute of Informatics
- 言語
- 日本語
- openalex
- W7145653188
- URL
- https://chuo-u.repo.nii.ac.jp/records/2000110
要旨
今日の世界には多様な文化が並在している。それらの多様なあり方と表現を保護し、同時に相互交流を促進することは、人類の存続のためにも、平和の実現のためにも、必要なことである。文化を「国民、民族、エスニシティーにおいて歴史的に形成されてきた生活様式・思考様式の総体」と捉えた場合、言語(ことば)はそのような文化の重要な要素である。同時に言語は、歴史的に形成された生活様式・思考様式を表現する第一の媒体でもある。 本稿は、地域言語、少数言語、消滅の危機にある言語にたいして現代国際法がどのように向き合っているか、そこにどのような課題がみてとれるかを考察するものである。素材としては、琉球/沖縄の言語(以下、琉球語と呼ぶ)とアイヌ語をとりあげる。以下では、まず琉球語とアイヌ語の言語状況・言語政策を歴史的にたどり(Ⅰ)、次いで地域言語、少数言語、消滅の危機にある言語の保護のためにどのような国際法・制度が形成されているかを検討する(Ⅱ)。最後に、これらⅠ.Ⅱ.をふまえ、琉球語とアイヌ語の将来を展望し、地域言語、少数言語、消滅の危機にある言語を保護する国際法の課題を述べる(おわりに)。
主題
この書誌の出所
- openalex— W7145653188(2026-08-12取得)
引用キー: 真樹2021少数言語と国際法