論文 ·日本語 ·未確認
上方・大阪語における接続詞的用法ソレナラ類の推移
- 刊行年
- 2010
- 収録
- 『日本語の研究』 6(4) pp. 16-31
- 出版
- 日本語学会
- 言語
- 日本語
- NDL書誌ID
- 10847860
- DOI
- 10.20666/nihongonokenkyu.6.4_16
- ISSN
- 1349-5119
- J-STAGE
- nihongonokenkyu
- CiNii CRID
- 1390001205786297984
- NDL書誌ID
- 10847860
- URI
- http://id.ndl.go.jp/bib/10847860
- CiNii NAID
- 110008660846
- URL
- https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I10847860
要旨
上方・大阪語の接続詞的用法ソレナラ・ソレデハ・ソレヤッタラ・ソウシタラがどのような推移を経て今日の併存状況に至るのか、条件表現全体の歴史との比較、江戸・東京語の状況との比較を軸に検討した。その結果、次の二点が判明した。(1)近世中期にソレナラ一色だった段階を経て、ソレヤッタラ・ソウシタラが、条件表現の体系的推移であるタラの拡大と連動して発生・発達をすること。(2)ソレデハは、条件表現体系のありようとは無関係に、江戸・東京語の影響の下で使用され始めること。これらの接続詞的用法の推移には、上方・大阪語が地域語となるに及び、標準性・書きことばと連続する意識が稀薄化したことによって、上方・大阪語としての特性を発揮していく側面((1))と、中央語として勢力を強める江戸・東京語から影響を受ける側に回ったことを示す側面((2))とがうかがえる。その意味で、ソレナラ類の変遷は、上方・大阪語の近世以降の立場の変化を象徴的に表すものと言えるのである。
主題
この書誌の出所
- ndl— 10847860(2026-08-12取得)
- jstage— 10.20666/nihongonokenkyu.6.4_16(2026-08-12取得)
- cinii— 1390001205786297984(2026-08-13取得)
引用
矢島 正浩(2010) 上方・大阪語における接続詞的用法ソレナラ類の推移 『日本語の研究』 6(4) pp. 16-31 日本語学会
矢島2010上方大阪語における接