論文 ·日本語 ·未確認
中学英語教科書における1字漢字の分析
- 刊行年
- 2018-03-31
- 収録
- 『一橋日本語教育研究』 6 pp. 51-60
- 出版
- ココ出版
- 言語
- 日本語
- crid
- 1050870696493434752
- hdl
- http://hdl.handle.net/10086/70056
- uri
- https://hit-u.repo.nii.ac.jp/records/2056201
- ndl_bib_id
- 029045187
- naid
- 120006917842
- issn
- 24344788
- ndl_bib
- R000000025-I013680007313016
- URL
- https://cir.nii.ac.jp/crid/1050870696493434752
要旨
日本語学習者、特に非漢字圏の日本語学習者にとって漢字の習得は大きな障壁となっている。本稿では、日本語母語話者の漢字知識の特性を知り、漢字習得の過程を明らかにすることによってこのような学習者に何らかの示唆を仔えることができるものと考え、中学英語教科書の1字漢字に焦点を当て、その音読みと訓読みの出現傾向を調査した。その結果、版元によって異なりが見られるものの各英語教科書の漢字総数に対する1字漢字の出現率は延べ語数では35~43%程度、異なり語数では45%程度であることがわかった。また、すべての教科書において1字漢字は訓で用いられる傾向が強く、各教科書とも全ての1字漢字に対する訓の割合は延べ語数、異なり語数とも65~70%程度を占めていることがわかった。音読み、訓読みの双方で使用されていた漢字は全体で107見られ、この数は英語教科書全体の異なり語数の約11.4%を占めるものであった。さらに、音訓どちらか一方の読みを複数持つ漢字を前出の数に加えると142となりその割合は約15%であった。漢字は意味弁別の上だけでなく日本語能力の総合的な向上のためにも習得が避けられないと考えられることから、日本語学習者は早い段階からの漢字習得が必要であり、そのための漢字シラバスの再構築が求められるものと考える。
主題
この書誌の出所
- cinii— 1050870696493434752(2026-08-12取得)
- ndl— R000000025-I013680007313016(2026-08-12取得)
- ndl— 029045187(2026-08-12取得)
引用キー: 石原2018中学英語教科書におけ