論文 ·日本語 ·未確認
動名詞の連体用法「VN ノ N」の使用実態と成立条件
- 刊行年
- 2021-08-25
- 収録
- 『日本語教育』 179(0) pp. 77-92
- 出版
- 公益社団法人 日本語教育学会
- 言語
- 日本語
- crid
- 1390578747085498112
- issn
- 0389-4037
- doi
- 10.20721/nihongokyoiku.179.0_77
- jstage_journal
- nihongokyoiku
- URL
- https://cir.nii.ac.jp/crid/1390578747085498112
要旨
<p> 「スル」を伴って動詞化する名詞は動名詞(VN)と呼ばれている。VN は連体修飾語になる際に,論理的には「VN ノ N」と「VN スル/シタ N」の二種の構造が取れるはずである。しかし,「後退{*の/する}経済」の例からも分かるように,常に二種の構造が取れるとは限らない。中国語は連体修飾の場合に名詞・動詞のどちらも,一括して“的”を用いるため,中国人学習者は「*後退の経済」のような誤用を生み出しやすい。本稿では,連体節構造の分類方法の一つを「VN ノ N」に適用し,「内の関係」(意味的な格関係が想定可能:*後退の経済)と「外の関係」(意味的な格関係が想定不可:離婚の話)に分類した。これにより,外の関係の「VN ノ N」は一般に成立可能であり,内の関係の「VN ノ N」は極めて特殊な場合を除き,成立不可であると判断でき,「VN ノ N」の成立可否において指針となる基準を得られた。</p>
主題
この書誌の出所
- cinii— 1390578747085498112(2026-08-12取得)
- jstage— 10.20721/nihongokyoiku.179.0_77(2026-08-12取得)
引用キー: 石2021動名詞の連体用法VNa