論文 ·日本語 ·未確認
終助詞"よ"と"ね"の発話から聞き手が推測する話し手との人間関係
福島, 和郎 ・ 岩崎, 庸男 ・ 渋谷, 昌三 ・ Fukushima, Kazuro ・ Iwasaki, Tsuneo ・ Shibuya, Shouzo ・ 福島 和郎
- 刊行年
- 2007
- 収録
- 『目白大学心理学研究』 (3) pp. 109-119
- 出版
- 東京 : 目白大学
- 言語
- 日本語
- crid
- 1050845763309016064
- uri
- https://mejiro.repo.nii.ac.jp/records/123
- ndl_bib_id
- 8877862
- naid
- 110006458746
- issn
- 1349-7103
- ndl_bib
- R000000025-I011910002761706
- URL
- https://cir.nii.ac.jp/crid/1050845763309016064
要旨
終助詞表現を位相語として扱った研究はあまり存在しないが,終助詞"よ"や"ね"は心理的・社会的要因により使い分けられる可能性がある。本研究は,"終助詞なし","よ","ね"の文末表現に言い換え可能な典型的発話文を参加者に提示し,各終助詞表現を,参加者の周囲の人物が普段どの程度発話すると感じるのか,聞き手側の視点に立つ参加者の印象傾向を検討した。その結果,父親の発話に,全般的に"終助詞なし"が多いと感じることや,友人の発話と両親の発話で印象傾向の異なる発話場面が見られるなど,話し手が参加者と心理的・社会的にどのような関係にあるかによって,話し手による終助詞表現の発話に印象の違いを感じることが明らかになり,"よ"と"ね"の位相語としての特徴が確かめられた。また,"評価"形式と関係する発話場面では一貫して"よ"の発話が多く,"認識"形式と関係する発話場面では全般的に"ね"の発話が多く,"勧誘"形式と関係する発話場面では全般的に"終助詞なし"と"よ"の発話が多いと感じるなど,日常会話には,人間関係を背景とした使い分けの傾向に加え,人物の違いを超えて,特定の終助詞表現の発話される発話場面が存在することも明らかになった。
主題
この書誌の出所
- cinii— 1050845763309016064(2026-08-12取得)
- ndl— R000000025-I011910002761706(2026-08-12取得)
- ndl— 8877862(2026-08-12取得)
引用キー: 福島2007終助詞よとねの発話か