論文 ·日本語 ·未確認
和歌集における品詞の構成比率の算出方法に関する試論
- 刊行年
- 2021
- 収録
- 『計量国語学』 33(3) pp. 162-177
- 出版
- 計量国語学会
- 言語
- 日本語
- doi
- 10.24701/mathling.33.3_162
- issn
- 0453-4611
- jstage_journal
- mathling
- crid
- 1390575960085750144
- ndl_bib
- R100000136-I1390575960085750144
- URL
- https://www.jstage.jst.go.jp/article/mathling/33/3/33_162/_article/-char/ja/
要旨
計量語彙論においては品詞の構成比率に着目した研究が進められてきた.しかし,品詞の構成比率は算出方法によって異なるものであるにも拘わらず,それによってどの程度の差が生ずるかという点は顧みられてこなかった.この点について本稿は和歌を対象として言語単位の問題,本文の問題,標本抽出の問題の3つの側面から実証的に検討するものである.まず,2つの言語単位を用いて品詞の構成比率を比較すると両者の間に無視し難い差が見られた.次に同一の和歌集の2つの本文を用いて比較すると両者の間に大きな差は認められなかった.続いて標本調査の結果と全数調査の結果とを比較すると統計的な誤差は見られるものの結論を揺るがすような差は認められなかった.更に標本調査の結果から和歌集全体の品詞の構成比率を推定する際には集落抽出法によって和歌を抽出する方法が単純無作為抽出法によって語を抽出する方法に比して精度の面で優ることが示された.
主題
この書誌の出所
- jstage— 10.24701/mathling.33.3_162(2026-08-12取得)
- cinii— 1390575960085750144(2026-08-12取得)
- ndl— R100000136-I1390575960085750144(2026-08-12取得)
引用キー: 菅野2021和歌集における品詞の