論文 ·日本語 ·未確認

畳用符号を利用した略字体の成立と展開

菊地 恵太

刊行年
2018-04-01
収録
『日本語の研究』 14(2) pp. 101-117
出版
日本語学会
言語
日本語
crid
1390564238026790272
ndl_bib_id
028980908
uri
http://id.ndl.go.jp/bib/028980908
naid
130007492221
issn
13495119
doi
10.20666/nihongonokenkyu.14.2_101
ndl_bib
028980908
jstage_journal
nihongonokenkyu
URL
https://cir.nii.ac.jp/crid/1390564238026790272

要旨

<p>本稿では「棗」「攝」等の略字体「枣」「摂」に見られる畳用符号(同一構成要素を繰返す符号)「〻」及びそれを横に並べた「〓」に着目し、その使用状況の変遷を明らかにする。日本では当初、畳用符号による省画は中国由来の「〓・〓」(䜛・〓)に限られていたが、同一構成要素3つ乃至4つの字体を「〓」符号で省略する手法が室町中期頃より見え始め、室町後期以降同様の省略法を用いる字種が広く見られるようになる。さらに同一構成要素2つの字種の場合でも、「〻」を用いて省画する手法が「䜛」「〓」以外の「棗」「皺」等といった字種にも見られるようになった。こうした一連の過程から、略字体の生成過程・使用の変遷において「分析的傾向」と呼べる側面が存在することを示した。</p>

主題

この書誌の出所

  • cinii— 1390564238026790272(2026-08-12取得)
  • ndl— 028980908(2026-08-12取得)
  • jstage— 10.20666/nihongonokenkyu.14.2_101(2026-08-12取得)

引用キー: 菊地2018畳用符号を利用した略

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