論文 ·日本語 ·未確認
横山詔一・笹原宏之・野崎浩成・エリク=ロング『新聞電子メディアの漢字-朝日新聞CD-ROMによる漢字頻度表-』
- 刊行年
- 1999-10
- 収録
- 『日本語科学』 6 pp. 91-102
- 出版
- 国立国語研究所
- crid
- 1390572174721567616
- uri
- https://repository.ninjal.ac.jp/records/2037
- ndl_bib_id
- 4904073
- naid
- 120006595236
- doi
- 10.15084/00002021
- URL
- https://cir.nii.ac.jp/crid/1390572174721567616
要旨
本書は,「朝日新聞」原紙とそのCD-ROM版テキストファイルとを照合する事によって,成立過程から既にコード化されているテキストが,別のコード化規準の下でどの様に変容するかを克明に追究したものであり,その意味で,初の「電子メディア文献学的研究」と呼ぶべきものである。本書は,「朝日文字」を含む電子化テキストという特異な例を扱ってはいるが,文献学的な手法は,本書の扱う文字全般に徹底している。本書の方法論が,それ以前の文字計量研究との対比に於て示唆するのは,明示的で操作可能な文字の同定規準が無い限り,文字適量研究の結果は扱い難い事である。本書が紙面照合を通じて文宇同定に費やした労力は,本書の文字統計の将来の価値に大きく貢献している。これに比して,従来の文字統計研究は,本書が努力した様な文字同定の手続きが不分明で,他との統計的比較が無効になり兼ねないという問題を持つものもある。
主題
この書誌の出所
- cinii— 1390572174721567616(2026-08-13取得)
引用キー: 豊島1999横山詔一笹原宏之野崎