論文 ·対照・比較 ·未確認

国語教育と英語教育の連携史--1960年代・『言語教育学叢書』を中心に

貴之 柾木

刊行年
2011-03-01
出版
National Institute of Informatics
言語
中国語
openalex
W116311232
doi
10.15083/00016562
mag
116311232
URL
https://repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/records/16571

要旨

これまでの研究によると、「国語教育と英語教育の連携」に関する初のまとまった研究は、西尾実・石橋幸太郎監修(1967)『言語教育学叢書』第一期・全6巻(文化評論出版)であった。これは当時の国語教育・英語教育の第一人者による共著であり、「相補的関係における国語教育と外国語教育」を理念として打ち出した重要な書である。にも関わらず、同書刊行の背景に関する考察はほとんどなされてこなかった。今回、その背景として第一に、「国際時代」の到来が意識される中、「話しことば」の問題が存在したことがわかった。また第二に、「教科教育学」の問題が関係していることも判明した。特に、英語教育学の樹立に関する論文で同書はくり返し言及されている。そこから、同書は「すでに成立していた国語教育学との『相補的関係』を謳うことで、英語教育の学としての立場を保障しようとした書」と位置づけることができる。それは事実上、英文学・英語学からの「学的独立宣言」であった。

主題

この書誌の出所

  • openalex— W116311232(2026-08-13取得)

引用キー: 貴之2011国語教育と英語教育の

書誌 56,535件 語別索引 17,251件 資源 113件 研究者 303名 JSON