論文 ·日本語 ·未確認

『日本国語大辞典』の〈音史〉に見られる語音連結上の一傾向 (I)

趙堈熙

刊行年
2010-11-01
言語
日本語
openalex
W1930336400
mag
1930336400
URL
https://openalex.org/W1930336400

要旨

『日本?語大?典』に??されている「語?欄冒頭および[?音]欄の〈音史〉」を資料に、?濁の?音に異同がある語、4,331語を分析し、語音連結上に現れる一傾向を探ってみた。その結果、 (1)文?によって推定される時代の分布は、「古くは」が712語、上代が261語、平安が207語、中世(鎌倉、室町)が232語、近世211が語、後世が98語である。 (2)?濁の?音の異同は、語中ㆍ語頭ㆍ語末を問わず、イ、ウ、ンの音節上(下)接する環境で多く現れる。それは、高母音と撥音(鼻音韻尾)後の?音の閉鎖性が高いことから、同化が生じやすい傾向性と言えるものだと思う。 (3)?濁の異同には、漢語と和語による語種の差はなかったが、漢語は撥音(鼻音韻尾)の後で、和語は、3音節目で?濁の異同がほとんど起きていることから、音環境というよりは、音節の位置が?係するようである。 (4)連濁に準ずる語の傾向は、A([A[BC]]の[B]に連濁の異同)、B([[AB][C]]の[AB]に?濁の異同)、C([A[BC]]の[C]に?濁異同)の形があり、分布はBとCが?倒的に多い。これはAとBとが連濁する際、音?的には異なることを認識したようである。したがって、Cのように、「いわ」に「がんせき/がんぜき」が付くような複合語になっても、「した(舌)+つづみ(鼓)=したづつみ(舌鼓)」のように複合の際に元?の濁音を?音に?じたようなものがほとんど現れないのではないか。

主題

この書誌の出所

  • openalex— W1930336400(2026-08-12取得)

引用キー: 趙堈熙2010日本国語大辞典の〈音

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