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シャトーブリアンの『モンブラン紀行』につけられたエピグラフ : 前ロマン主義時代の現実描写の諸問題の分析のために
野澤, 督 ・ ノザワ, アツシ ・ NOZAWA, Atsushi
- 刊行年
- 2020-03-01
- 収録
- 『語学教育研究論叢』 37 pp. 115-129
- 出版
- 大東文化大学語学教育研究所
- 言語
- 日本語
- crid
- 1050850645917889792
- uri
- https://opac.daito.ac.jp/repo/repository/daito/53229/
- ndl_bib_id
- 030291367
- naid
- 120006938777
- issn
- 0911-8128
- ndl_bib
- R000000025-I014360004730057
- URL
- https://cir.nii.ac.jp/crid/1050850645917889792
要旨
1805年にシャトーブリアンは『モンブラン紀行』を発表した。そのエピグラフには、ボワローの「本当であること以外に美しいものはない。本当であることにだけ魅力がある」という一節が見られる。この一文はシャトーブリアンの描写論の根幹を表している。彼は本当の姿とは異なるモンブランやアルプスの描写を批判しながら、描写が本当でなくてはらなないと主張する。彼にとって現実描写とは、描写の対象となるものの真の姿を描き出し、その光景と人間(やその感情やその高ぶり)を比較、対照させることである。 描き手が描写に介入することによって、描写は詩的になる。シャトーブリアンと同時代の作家であるセナンクールも、描写に関する論考で描写における主観性を強調した。この二人の作家は前ロマン主義時代の描写の詩的性格、つまり描写における外界の内面化を準備した。
主題
この書誌の出所
- cinii— 1050850645917889792(2026-08-13取得)
- ndl— R000000025-I014360004730057(2026-08-13取得)
引用キー: 野澤2020シャトブリアンのモン