論文 ·日本語 ·未確認

大阪方言における「イ」の機能 : 文末詞「ワイ」「カイ」の意味にもとづいて

野間 純平

刊行年
2012-03
収録
『阪大社会言語学研究ノート』 10 pp. 55-65
出版
大阪大学大学院文学研究科社会言語学研究室
言語
日本語
crid
1390853649739001984
hdl
https://hdl.handle.net/11094/23236
naid
120004945504
doi
10.18910/23236
ndl_bib
R100000136-I1390853649739001984
URL
https://cir.nii.ac.jp/crid/1390853649739001984

要旨

本稿では,大阪方言の文末詞「ワ」「カ」に後接する「イ」の意味記述を行った。その分析に当たっては,「ワ」と「ワイ」を比較し,「カ」と「カイ」を比較し,両者に共通する「イ」の意味を抽出するという方法を用いた。そしてその結果,「ワイ」「カイ」の「イ」は,「文末詞の聞き手目当て性を強める」という機能を持っていることが明らかになった。具体的には,聞き手に対する「突きつけ」や「責め」など,様々な意味として表れる。それは,「イ」が形式的に独立性が低く,意味も抽象的であることと関係する。また,本稿では「ワイナ」「カイナ」という形式を考察の対象から外したため,そちらの形式についても考察を深め,「イ」の持つ意味をより詳細に記述することが今後の課題となる。

主題

この書誌の出所

  • cinii— 1390853649739001984(2026-08-12取得)
  • ndl— R100000136-I1390853649739001984(2026-08-12取得)

引用キー: 野間2012大阪方言におけるイの

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