論文 ·日本語 ·未確認
日韓の社会人における第三者敬語の対照研究 : アンケート調査の結果から
- 刊行年
- 2005-10
- 収録
- 『日本語科学』 18 pp. 95-110
- 出版
- 国立国語研究所
- crid
- 1390290699744869760
- uri
- https://repository.ninjal.ac.jp/records/2163
- ndl_bib_id
- 7878368
- naid
- 120006595312
- doi
- 10.15084/00002147
- URL
- https://cir.nii.ac.jp/crid/1390290699744869760
要旨
本稿は日韓の社会人を対象としたアンケート調査を用い,日韓の第三者敬語運用のメカニズムの一端を実証的に明らかにすることを目的としている。分析の結果,聞き手が同等か目下の場合,日本語では第三者敬語はあまり使われないが,韓国語では第三者を高める割合が高く,絶対敬語を基調としていること,その一方で,親族に対する敬語使用においては相対敬語的な一面があることが明らかになった。さらに,日韓に共通してみられる動向として,最上位者の前で上位者に対し尊敬語を用いる傾向が強く,第三者も聞き手も両方高めてしまう新しい敬語法が使われており,このような傾向は,男性よりは女性,40代・50代よりは20代・30代で顕著であった。第三者敬語と聞き手敬語の相関関係については,日本語のほうが,聞き手と第三者を同時に高める「第三者敬語の聞き手敬語化」が顕著であることが明らかになった。
主題
この書誌の出所
- cinii— 1390290699744869760(2026-08-12取得)
引用キー: 金2005日韓の社会人における