論文 ·日本語 ·未確認
加藤弘之の言語観 : 「博言学」輸入の背景
- 刊行年
- 1991-07-01
- 収録
- 『名古屋大学国語国文学』 68 pp. 100-89
- 出版
- 名古屋大学国語国文学会
- CiNii CRID
- 1390298897683962624
- ハンドル
- http://hdl.handle.net/2237/0002008843
- URI
- https://nagoya.repo.nii.ac.jp/records/2008843
- ISSN
- 0469-4767
- DOI
- 10.18999/nagujj.68.100
- URL
- https://cir.nii.ac.jp/crid/1390298897683962624
要旨
近代言語学が日本に輸入されたのは,加藤弘之の提案によるものであるが,小論はその背景について,加藤の言語観をさぐりながら明らかにしようとするものである.彼は,その政治思想と同様,言語観もスペンサー,ヘッケルらの進化思想の影響をうけており,進化論的言語観から導き出される日本語の優位性,及び過去と現在の歴史的同一性を認めていた.この言語の優位性と歴史的同一性を具体化するために,「アーリア起源神話」を創造した「博言学」(=比較言語学)をそれを支えたイデオロギーとともに輸入しようとしたのである.
この書誌の出所
- cinii— 1390298897683962624(2026-08-13取得)
引用
鈴木 広光(1991-07-01) 加藤弘之の言語観 : 「博言学」輸入の背景 『名古屋大学国語国文学』 68 pp. 100-89 名古屋大学国語国文学会
鈴木1991加藤弘之の言語観