論文 ·日本語 ·未確認
鳥取方言における場所を表す助詞「カラ」
- 刊行年
- 2021-12-31
- 収録
- 『山陰研究』 14 pp. 85-99
- 出版
- 島根大学法文学部山陰研究センター
- crid
- 1390854882617811456
- uri
- https://ir.lib.shimane-u.ac.jp/54301
- ndl_bib_id
- 032194881
- issn
- 1883468X
- doi
- 10.24568/54301
- URL
- https://cir.nii.ac.jp/crid/1390854882617811456
要旨
鳥取方言では、「カラ」という格助詞が用いられるが、「学校カラ帰る」のように起点を表す用法だけでなく、「学校カラ勉強する」(「学校で勉強する」の意味)のように、場所を表す用法も存在する。本稿では、このようなカラが表す「場所」とは具体的にどのようなものであり、どのような条件でカラを使用することができるのか、調査をもとに記述した。そして、カラが表す「場所」とは、動作が行われる場所を指し、以下のような条件があることが明らかになった。 (I)カラ格名詞句が「トコロ性」と「物理性」を持つ (II)述語動詞に何らかの「移動」が読み込める この条件は、「起点」を表すカラの性質を引き継いだものと考えられる。また、同様に「場所」を表す「デ」との違いは、抽象的な「場所」や「範囲」を表せるか否かという点にある。
主題
この書誌の出所
- cinii— 1390854882617811456(2026-08-12取得)
引用キー: 長谷2021鳥取方言における場所