論文 ·日本語 ·未確認
理由の接続助詞と終助詞・間投助詞の連接 : 首都圏・熊本・倉吉方言を対象に
- 刊行年
- 2025-01
- 収録
- 『日琉諸語の記述・保存研究』 3 pp. 11-25
- 出版
- 国立国語研究所
- 言語
- 日本語
- crid
- 1390584565600782976
- uri
- https://repository.ninjal.ac.jp/records/2000468
- doi
- 10.15084/0002000468
- ndl_bib
- R100000136-I1390584565600782976
- URL
- https://cir.nii.ac.jp/crid/1390584565600782976
要旨
理由の接続助詞の文末用法には,終助詞に近いものがある。熊本県方言や鳥取県倉吉方言の理由の接続助詞には,首都圏方言で「から」が用いにくく終助詞を用いた方が自然な文末用法がある。これは,接続助詞の終助詞化ないし理由節の主節化の程度に方言差があることを意味する。また,文末における接続助詞と終助詞の連接には,文中での間投助詞との連接とは異なる現象が見られる。本稿ではこの連接に重点を置いて,首都圏・熊本・倉吉方言話者を対象とした面接質問調査の結果にもとづき,これらの方言における理由の接続助詞の文中用法と文末用法の間の連接関係の異同を明らかにする。例えば,熊本県方言では文中の場合「タイ」が間投助詞として理由の接続助詞「ケン」に後続し得るが,文末では専ら「ネ」の類の終助詞が「ケン」に後続する。このことから,文末用法の「ケン」は終助詞「ヨ」「バイ」「タイ」と範列的な対立関係にあることを主張する。
主題
この書誌の出所
- cinii— 1390584565600782976(2026-08-12取得)
- ndl— R100000136-I1390584565600782976(2026-08-12取得)
引用キー: 阪上2025理由の接続助詞と終助