論文 ·日本語 ·未確認
古文読解における係り結び ―『土佐日記』における「ぞ」「なむ」を中心に―
- 刊行年
- 2019-03-29
- 収録
- 『拓殖大学語学研究』 140 pp. 1-34
- 出版
- 拓殖大学言語文化研究所
- crid
- 1050001201682882432
- uri
- https://takushoku-u.repo.nii.ac.jp/records/202
- ndl_bib_id
- 029668531
- naid
- 120006603851
- issn
- 13488384
- URL
- https://cir.nii.ac.jp/crid/1050001201682882432
要旨
古典読解に係り結びを生かす方法を考えるため,『土佐日記』に係り結び(係助詞)がどのように現れているかを調べた。とくに,地の文における,「強意」を表す係助詞「ぞ」,「なむ」を含む係り結びの用法を探った。その結果,「ぞ」と「なむ」には,ともに,係助詞の用法として,⑴限定・対比・排他的な意味を表す用法(卓立強調),⑵感情の焦点を表す用法(情緒的な強調)が見られたほか,係り結びの談話的な機能として,⑶話に区切りをつける用法が見られた。このうちの⑶などは,文章構成を把握するのに役に立つものであり,古典の読解に活用できるものと思われる。
主題
この書誌の出所
- cinii— 1050001201682882432(2026-08-12取得)
引用キー: 阿久津2019古文読解における係り