論文 ·日本語 ·未確認

「アクセント」の関連語について

阿久津, 智 阿久津 智 Satoru Akutsu

刊行年
2025-03-30
出版
拓殖大学言語文化研究所
言語
日本語
ndl_bib
R000000025-I009570006787131
openalex
W7146517944
URL
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000025-I009570006787131

要旨

本稿では,「アクセント」の関連語(類義語)である,「イントネーション」,「音調」,「語調」,「声調」の4語を取り上げて,それぞれの意味・用法(語史)について,各種コーパス・データベース類を用いて探った。その結果,次のことがわかった。Ⓐ「イントネーション」は,専門的(音声学的)には,文にかかわる《声の上がり下がり》を表すが,一般には《語のアクセント》の意味でも使われる。英語起源の語で,明治末に語学関係で使われ始め,昭和になって普及した。Ⓑ「音調」は,専門的に《声の高さの配置》(アクセントやイントネーション)を表し,一般にも,そのような意味で使われることが多い。中国語起源の語であるが,この用法は,明治初期に発生した日本語独特のものと思われる。Ⓒ「語調」は,専門的には《声の高さの配置》(アクセントやイントネーション)を表すが,一般には《話の言葉の調子》の意味で使われる。明治以前に日本で生まれた語と思われるが,中国に伝わり,中国語では,イントネーションの意味で使われる。Ⓓ「声調」は,専門的には《音節の高低昇降》を表し,アクセントの一種ともされるが,一般には「イントネーション」と説明されることもある。中国語起源の語であるが,《音節の高低昇降》は新しい用法で,日本語には明治末から見られる。

主題

この書誌の出所

  • ndl— R000000025-I009570006787131(2026-08-12取得)
  • ndl— 034065626(2026-08-12取得)
  • openalex— W7146517944(2026-08-12取得)

引用キー: 阿久津2025アクセントの関連語に

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