論文 ·日本語 ·未確認
漢語動名詞の品詞用法に見られるジャンル差と文体特性 : 頻度分析および特徴語分析に基づいて
- 刊行年
- 2026-03-25
- 収録
- 『統計数理研究所共同研究リポート』 484 pp. 1-18
- 出版
- 統計数理研究所
- 言語
- 日本語
- crid
- 1390589221586142464
- hdl
- https://hdl.handle.net/20.500.14094/0100502560
- doi
- 10.24546/0100502560
- ndl_bib
- R100000136-I1390589221586142464
- URL
- https://cir.nii.ac.jp/crid/1390589221586142464
要旨
本研究は、現代日本語における漢語動名詞の品詞用法がジャンルおよび文体とどのように関連しているかを明らかにすることを目的とする。分析には、日本語母語話者書き言葉・話し言葉コーパスの25ジャンルを対象とし、重要漢語動名詞200語の出現分布を抽出したうえで、頻度分析および特徴語分析を実施した。その結果、ジャンル間には品詞用法に統計的に有意な差が認められ、25ジャンルは「動態的文体」「中立的文体」「静態的文体」の三類型に区分されることが示された。さらに、「動態的文体」では操作・実行・進行を表すサ変用法が優勢であり、「静態的文体」では制度的・規範的な名詞用法が集中する傾向が確認された。一方、「中立的文体」では抽象概念語が名詞用法とサ変用法の双方において比較的均衡的に分布していることが明らかとなった。これらの結果は、漢語動名詞の品詞選択が文体的要請に基づく機能的選択であることを示唆し、日本語教育における文体別語彙指導の基礎的知見を提供するものである。
主題
この書誌の出所
- cinii— 1390589221586142464(2026-08-12取得)
- ndl— R100000136-I1390589221586142464(2026-08-12取得)
引用キー: 陳2026漢語動名詞の品詞用法