論文 ·対照・比較 ·未確認

Interlingual Interference in the German Word Order

雅敏 田中 マサトシ タナカ Masatoshi TANAKA

出版
National Institute of Informatics
言語
日本語
openalex
W7162706931
URL
https://toyo.repo.nii.ac.jp/record/821/files/toyohogaku54-3_410-392.pdf

要旨

《 論 説 》 日本人学習者がまちがいやすいドイツ語の語順: 第二外国語としてのドイツ語教育における言語 干渉 田中 雅敏 1 .はじめに ( 1 ) 日本で義務教育を受ける(受けてきた)日本人にとって、第一外国語は原則 的に英語である。高校や大学でドイツ語を習おうとする日本人は、その時点で 相当数の英語の知識をすでに獲得しており、頭の中で日本語と英語の「衝突」 が起こっている状態で、さらにドイツ語の知識が"参戦"を挑んでくる。この ような認知的な(mental; cognitive)言語間の衝突を、言語学的には「言語干渉 (language interference; Rattunde 1977, Corder 1981) 」と呼ぶ。 本稿の目的は、ドイツ語教員が「外国語としてのドイツ語(DaF) ( 2 ) 」を教 えるさいに、そもそもこの言語干渉を和らげることができるのか、またできる とすればどこまで言語干渉を排除しうるのかを示すことである。具体的には、 様々な言語現象の中から「語順(word order) 」の問題を取りあげ、ドイツ語の 情報構造(information structure)に基づく語順規則を見たのち(☞第 3 節、 4 節) 、英語との言語干渉の実例を見る(☞第 5 節) 。英語とドイツ語は、現代語 ( 1 ) 文法を丸暗記することも必要であるが、2010 年度東洋大学人間科学総合研究所シンポジウム 「大学における外国語教育の現状と未来:外国語学習-教室の中と外で」 (2010 年 10 月 23 日) において、筆者は「文法再発見-ドイツ語文法丸暗記からの脱却をめざして」という題目で、人 類の言語の共通性(普遍性)に基づいた個別言語のしくみを知ったうえで、当該言語に向き合っ てみることの面白さを紹介した(http://www.

主題

この書誌の出所

  • openalex— W7162706931(2026-08-13取得)

引用キー: 雅敏Interlingu

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