論文 ·対照・比較 ·未確認
南琉球宮古多良間方言における2種類のアクセント型の中和
- 刊行年
- 2017-07
- 収録
- 『国立国語研究所論集』 pp. 1-23
- 出版
- 国立国語研究所
- crid
- 1390853649698118656
- uri
- https://repository.ninjal.ac.jp/records/1385
- ndl_bib_id
- 028437574
- naid
- 120006319937
- issn
- 2186-134X
- doi
- 10.15084/00001369
- URL
- https://cir.nii.ac.jp/crid/1390853649698118656
要旨
南琉球宮古多良間方言は,下降の有無と位置によって区別される三型アクセント体系を有する。3つのアクセント型の区別は,常にどのような環境においても実現するわけではなく,様々な環境において様々な組み合わせで中和する(青井2012, 2016a, 2016d)。本稿では,当該韻律句内に含まれる韻律語数が1で,かつ当該韻律句末と発話末とが一致しない環境(いわゆる接続形)において観察される2種類のアクセント型の中和に焦点を当てる。 本研究では,上記の環境における2種類の型の中和を説明するため,五十嵐(2015)を参考に,2つの作業仮説を立てる。すなわち①下降2型(F2型)のアクセント規則の改定と②「韻律句の拡張」である。本稿では以上の2つの仮説を検証するためにおこなった現地調査の結果を報告する。本研究の調査結果はいずれの仮説に対しても否定的な結果を得ており,したがって① F2型のアクセント規則の改定は妥当ではない,そして②「韻律句の拡張」を仮定することは妥当ではないと結論づける。
主題
この書誌の出所
- cinii— 1390853649698118656(2026-08-12取得)
引用キー: 青井2017南琉球宮古多良間方言