論文 ·日本語 ·未確認
雑誌『スタイル』初期にみる宇野千代のきものの美意識
青木, 淳子 ・ アオキ, ジュンコ ・ AOKI, Junko
- 刊行年
- 2017-03-01
- 収録
- 『語学教育研究論叢』 34 pp. 221-236
- 出版
- 大東文化大学語学教育研究所
- 言語
- 日本語
- crid
- 1050564288246513152
- uri
- https://opac.daito.ac.jp/repo/repository/daito/51904/
- ndl_bib_id
- 028075509
- naid
- 120006629448
- issn
- 0911-8128
- ndl_bib
- R000000025-I014360004035240
- URL
- https://cir.nii.ac.jp/crid/1050564288246513152
要旨
作家である宇野千代が編集長となり1936年から発行した雑誌『スタイル』は、一見すると西洋のファッション情報中心の雑誌であったが、実はきものに関する情報も発信されていた。和服のきこなしの基本としての、粋で艶やかな芸妓が毎号のように掲載されていた。つまり、きものの美意識の根底には日本の江戸時代から続く「粋(いき)」があった。しかし、宇野はまた、洋服生地でできたきものや、カーテン生地でできた帯など、新しいきものの形を提案した。それは、スタイルに寄稿する作家や評論家、読者達に支持された。西洋の最先端のファッションを掲載した雑誌だからこそ、新しいきものも、より魅力的なものとして受容されたと推察できる。宇野はこのことで、新しいきものへの確信をえることができ、戦後、古いしきたりを超えて新しいきものの提案者として活躍できる礎となったと、考えることができる。
主題
この書誌の出所
- cinii— 1050564288246513152(2026-08-13取得)
- ndl— R000000025-I014360004035240(2026-08-13取得)
引用キー: 青木2017雑誌スタイル初期にみ