論文 ·日本語 ·未確認
述語項構造と照応関係のアノテーション: NAIST テキストコーパス構築の経験から
飯田 龍 ・ 小町 守 ・ 井之上 直也 ・ 乾 健太郎 ・ 松本 裕治 ・ Ryu Iida ・ Mamoru Komachi ・ Naoya Inoue ・ Kentaro Inui ・ Yuji Matsumoto
- 刊行年
- 2010
- 収録
- 『自然言語処理』 17(2) pp. 2_25-2_50
- 言語
- 日本語・英語
- doi
- 10.5715/jnlp.17.2_25
- issn
- 1340-7619
- jstage_journal
- jnlp
- openalex
- W2508339903
- mag
- 2508339903
- URL
- https://www.jstage.jst.go.jp/article/jnlp/17/2/17_2_2_25/_article/-char/ja/
要旨
本論文では,日本語書き言葉を対象とした述語項構造と照応関係のタグ付与について議論する.述語項構造解析や照応解析は形態素・構文解析などの基盤技術と自然言語処理の応用分野とを繋ぐ重要な技術であり,これらの解析のための主要な手法はタグ付与コーパスを用いた学習に基づく手法である.この手法を実現するためには大規模な訓練データが必要となるが,これまでに日本語を対象にした大規模なタグ付きコーパスは存在しなかった.また,既存のコーパス作成に関する研究で導入されているタグ付与の基準は,言語の違いや最終的に出力したい解析結果の粒度が異なるため,そのまま利用することができない.そこで,我々は既存のいくつかのタグ付与の仕様を吟味し,述語項構造と共参照関係のアノテーションを行うためにタグ付与の基準がどうあるべきかについて検討した.本論文ではその結果について報告する.また,京都コーパス第 3.0 版の記事を対象にタグ付与作業を行った結果とその際に問題となった点について報告する.さらにタグ付与の仕様の改善案を示し,その案にしたがい作業をやり直した結果についても報告する.
主題
この書誌の出所
- jstage— 10.5715/jnlp.17.2_25(2026-08-12取得)
- openalex— W2508339903(2026-08-12取得)
引用キー: 飯田2010述語項構造と照応関係