論文 ·日本語 ·未確認
貝原好古『和爾雅』と中村惕斎『訓蒙図彙』の関係について : 漢名と和名の対応・注文の様相の検討から
- 刊行年
- 2025-03-31
- 収録
- 『Nagoya Linguistics』 19 pp. 21-8
- 出版
- 名古屋言語研究会
- 言語
- 日本語
- crid
- 1390303932790072192
- hdl
- http://hdl.handle.net/2237/0002012727
- uri
- https://nagoya.repo.nii.ac.jp/records/2012727
- ndl_bib_id
- 034079812
- issn
- 18818072
- doi
- 10.18999/nagl.19.21(19)
- ndl_bib
- 034079812
- URL
- https://cir.nii.ac.jp/crid/1390303932790072192
要旨
貝原好古『和爾雅』の漢名と和名の対応ならびに注文の様相について中村惕斎『訓蒙図彙』との対照を行った。漢名と和名の対応に関しては、過不足なく一致するものが半数を超える一方で、全く一致しないものは一〇%を下回る。動植物関係の記述に関する部門では過不足なく一致することは少なく、全く一致しない例が全体の傾向よりも多かった。次に注文の様相についてみると、『訓蒙図彙』の見出し、注文とも一切使っていないものは『訓蒙図彙』全一四四八の項目中、四五例のみであった。全く一致するものは全体の約五二%、全く一致しないものは約一六%で、益軒「本草名物附録」との対照結果より、一致するものが多いことが分かった。また、『訓蒙図彙』に注文がある場合にその注文を一切『和爾雅』が使わないものは、一三六例であり、『訓蒙図彙』の記述の多くが使われていた。以上より、『訓蒙図彙』は『和爾雅』編纂にあたって重要な資料であったと考えられる。
この書誌の出所
- cinii— 1390303932790072192(2026-08-12取得)
- ndl— 034079812(2026-08-12取得)
引用キー: 鬼頭2025貝原好古和爾雅と中村