論文 ·日本語 ·未確認
中古日本語のアスペクト・テンス体系
- crid
- 1040000782453431936
- kaken
- 08J00222
- jgn
- JP08J00222
- uri
- https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-08J00222/
- URL
- https://cir.nii.ac.jp/crid/1040000782453431936
要旨
本研究の目的は、中古語のアスペクト・テンスを体系的にとらえ、その特徴を、日本語の時代的・地理的変種や世界の諸言語の中で相対化させることにある。中古語は、現代標準日本語などに比べると、アスペクト辞,テンス辞が豊富なことで知られるが、先行研究では、それにより詳細な時間表現が可能になっていることが指摘される程度である。 今年度は、述部の統辞法という形式的特徴に注目し,いわゆる完了の助動詞「-つ」が2種に分けられることを明らかにした。様々に活用する「-つ」と活用が制限的な「-つ」の承接順位を比べると,前者の方が高い。この違いは意味の違いにも反映されていて,承接順位が高い方の「-つ」はアスペクト辞で,低い方の「-つ」はテンス辞である。 本年度取組んだ研究課題は、通言語的研究においても注目されるものであるため、上記1)2)の成果は、国語学・日本語学だけでなく、一般言語学にも貢献するところ大と確信する。
主題
この書誌の出所
- cinii— 1040000782453431936(2026-08-12取得)
引用キー: 黒木中古日本語のアスペク