論文 ·日本語 ·未確認
日本語史における日本語の普及
- 刊行年
- 2019-03-25
- 出版
- National Institute of Informatics
- 言語
- 日本語
- openalex
- W7146693561
- URL
- https://takushoku-u.repo.nii.ac.jp/record/220/files/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E5%8F%B2%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E3%81%AE%E6%99%AE%E5%8F%8A.pdf
要旨
日本語史の概説書などにおいて,日本語非母語話者への日本語の普及(とくに日本語の海外進出)が取り上げられることは,ほとんどない。これは,日本語史を「日本語の歴史的変遷」,あるいは,「日本語話者の言語生活の歴史」などととらえた場合,かつて日本語の普及がはかられたほとんどの地域(海外)において日本語使用が定着せず(あるいは,継承されず),そのために,海外における日本語使用が(今日の)日本語に与えた影響がほとんどない,ということなどがあるからだと思われる。しかし,日本語史を,現代語に軸足を置いて世界史の中に位置づけるという立場に立てば,今日(および今後)の国内外における日本語非母語話者の日本語使用の拡大や,それに伴って生じると思われる諸現象・諸問題の可能性などを考えるうえでも,過去に日本が支配した地域で行われた日本語の普及(その消長)を,日本語史の中に取り込んでいくことは必要だと思われる。その場合,日本語の普及は,日本語政策として扱われ,そこでは,日本語政策に関して,地域間における相互の影響や,支配時期・支配形態と日本語の扱いとの関係などが主なポイントとなるのではないかと思われる。
主題
この書誌の出所
- openalex— W7146693561(2026-08-12取得)
引用キー: Akutsu2019