論文 ·日本語 ·未確認
Reasoning and Communicative Competence at University
- 刊行年
- 2015-03-01
- 出版
- National Institute of Informatics
- 言語
- 英語
- openalex
- W1930942328
- doi
- 10.15027/36836
- mag
- 1930942328
- URL
- https://hiroshima.repo.nii.ac.jp/records/2026344
要旨
本研究では,大学外国語教師の意思決定との関連で,Celce-Murcia, Dornyei and Thurrell (1995)が主張したコミュニケーション能力モデルの分析を試みる。まず最初に,このモデルを解説し,それに対する批判をまとめてみる。考察の部分では,5つの下位構成能力(言語的能力,社会文化的能力,発話行為能力,談話能力,方略的能力)に分けることの問題点を,とりわけ発話行為能力と談話能力との関わりで考えてみる。 Widdowsonの唱える一貫性と結束性は,発語内行為と命題のそれぞれに関わっているので,談話能力は他の構成能力を司っていると考えるべきである。また,方略的能力はある特種な類の発話行為能力と位置づけることも可能であると主張したい。このような理解に基づき,これらの5つの下位構成概念の再構築を提案したい。 さらに,大学生にはCelce-Murcia, Dornyei and Thurrelではカバーしきれない,「論理的思考力」が必要であると考える。これを批判的思考力や基盤専門領域能力と名付けることとしたい。この枠組みに基づいて,筆者が提案する大学におけるコミュニケーション能力モデルは,「談話能力」「論理的思考力」「基盤専門領域能力」という3つの上位概念と,「言語的能力」「社会文化的能力」「発話行為能力」「方略的能力」などの4つの下位概念で構成される。
主題
この書誌の出所
- openalex— W1930942328(2026-08-13取得)
引用キー: Davies2015ReasoningCommunicativeCompetence