論文 ·日本語 ·未確認
Protection Against Pollution of Polymeric Materials-Toxicity of Degradation Products of Polymeric Materials to the Environment
Kotaro Endo ・ Tomonaga Ueno ・ Tomohiro Ohkawa ・ Masao Yukumoto ・ Kunihiko Takeda
- 刊行年
- 2006-01-01
- 収録
- 『KOBUNSHI RONBUNSHU』 63(6) pp. 368-382
- 出版
- Society of Polymer Science
- 言語
- 英語
- openalex
- W1988083111
- doi
- 10.1295/koron.63.368
- mag
- 1988083111
- issn
- 0386-2186
- URL
- https://www.jstage.jst.go.jp/article/koron/63/6/63_6_368/_pdf
要旨
高分子が社会に与える負の影響を高分子の材料研究の視点で解析し, 高分子の分解生成物の毒性, その環境への影響を系統的に実験, 調査を行い, 整理をした. その結果, 一般にいわれている環境ホルモンなどを除いても, 高分子の分解生成物には毒性があると考えられるものが多いこと, 毒性が判明していない分解生成物が多いことがわかった. すなわち, 高分子材料の環境に対する安全性は, 原料や高分子材料そのものに加え, 特定の高分子以外でも分解生成物を考慮する必要があることが初めて判明した. また多種類の毒性物質の環境に与える影響を評価するために水銀の毒性に換算した「水銀当量」の計算を行い横断的な評価を行った結果, 現在の高分子産業で製造される高分子全体が劣化した場合の水銀当量は約8000 Ton of mercury equivalent (TME) であり, 非鉄産業から供給される元素の水銀当量に比較して約20分の1程度であることがわかった. また水銀当量は客観性をもたせるために法規制の許容値を用いて算出したが, 許容値自体の研究が不十分であること, 高分子材料を焼却するか, 循環するかなどの社会システムによって環境へのインパクトが変化することを明らかにした.
主題
この書誌の出所
- openalex— W1988083111(2026-08-13取得)
引用キー: Endo2006ProtectionAgainstPollution