論文 ·日本語 ·未確認
Trends and Issues in Research on School Psychology:
- 刊行年
- 2021-03-30
- 収録
- 『The Annual Report of Educational Psychology in Japan』 60(0) pp. 104-121
- 言語
- 英語
- openalex
- W3211427180
- doi
- 10.5926/arepj.60.104
- mag
- 3211427180
- issn
- 0452-9650
- URL
- https://www.jstage.jst.go.jp/article/arepj/60/0/60_104/_pdf
要旨
本稿は,主として2019年7月から2020年6月までに日本で発表された学校心理学に関する研究の動向を概観し,今後の学校心理学研究の展望を論ずることを目的としている。学校心理学は,学校教育と心理学を統合した学問であるとされるが,研究知見を統合するための基盤を構築することが必要である。学校心理学においては,学校教育実践を子どもが活用するヒューマン・サービスとして位置づける。では,学校心理学はシステムとしての学校教育にどのようなまなざしを向けているのだろうか。本稿では,学校教育を「制度」-「ローカルな文化」-「個人の行為」の相互規定からなるシステムとして措定し,学校心理学研究がそれぞれ学校教育のどの次元に着目しているのかという観点から学校心理学研究を分類整理した。その結果,当該期間に発表された研究の多くは「ローカルな文化」-「個人の行為」,「個人の行為」の次元のみを含む研究であった。そして,「制度」の次元を含んで学校教育に着目する研究は比較的少ないことが明らかとなった。学校教育と心理学の統合にむけ,学校心理学研究は,「制度」の次元まで念頭におく研究デザインが求められる。
主題
この書誌の出所
- openalex— W3211427180(2026-08-13取得)
引用キー: Fujie2021TrendsIssuesResearch