論文 ·日本語 ·未確認
L1 Interference in L2 Prosody : Contrastive Focus in Japanese and Persian
- 刊行年
- 2013-03-01
- 出版
- National Institute of Informatics
- 言語
- 日本語
- openalex
- W1521075500
- doi
- 10.15083/00016522
- mag
- 1521075500
- URL
- https://repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/records/16531
要旨
本稿の目的は、日本語とペルシア語の対比焦点を形成する機構を比較し、その外国語学習への影響を明らかにすることである。まず、実験1では、ペルシア語における焦点の音響的特徴を検討し、日本語のそれと比較した。結果、両言語は基本的に類似した機構を利用するが、日本語では焦点を当てるのに句末境界音調(boundary pitch movements)を利用するのに対して、ペルシア語にはそのようなものが存在しないということがわかった。実験2で は、実験1で見られた相違点が母語干渉として言語学習者の発話に現出するかどうか調査した。結果として明らかになったのは、ペルシア語を学習している日本語母語話者は、多くの場合、ペルシア語の対比焦点構造において日本語と同様に句末境界音調を利用し、日本語を学習しているペルシア語母語話者は日本語の対比焦点の際にこの機構を用いないということである。つまり、母語の対比焦点を形成する機構を外国語の場合にも適用するという母語干渉が起こっているということが示された。
主題
この書誌の出所
- openalex— W1521075500(2026-08-12取得)
引用キー: Hosseini2013LInterferenceL