論文 ·日本語 ·未確認

How Do Peers Interact With Elementary School Children Suspected of Having Autism Spectrum Disorder?

Takahiro Ichiyanagi

刊行年
2021-03-30
収録
『The Japanese Journal of Educational Psychology』 69(1) pp. 79-94
出版
Japanese Association of Educational Psychology
言語
英語
openalex
W4235295015
doi
10.5926/jjep.69.79
issn
0021-5015
URL
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjep/69/1/69_79/_pdf

要旨

本研究の目的は,小学校の通常の学級に在籍するASD特性児に対する「周囲児」の行動メカニズムを検討し,両者の関係形成に向けた支援を提案することであった。小学校教諭95名を調査協力者とした質問紙調査を実施し,周囲児の要支援行動が「ある」と回答した35名のデータを用いて,周囲児の要支援行動および代替行動の内容・きっかけ・結果の回答をKJ法を参考にして分類した。要支援行動については,〈ASD特性児が周囲とずれた行動や発言をする時〉に,【からかい・悪口】【行き過ぎた注意】【除け者・回避】が生じ,【不快体験の生起・維持】や【楽しさを得る】という結果に至っていることが示された。代替行動については,ASD特性児と周囲児の間で「共有」できるものがある時に【友好的な関わり】が生じるというメカニズムと,各々が自分のことに取り組めるような環境がある時に【ASD特性児に対して何もしない】という代替行動が生起するというメカニズムが示された。周囲児の代替行動を増やす支援として,ASD特性児と周囲児が「共有」できる場を増やすこと,各々のことに集中して取り組めるような環境を整えること,休み時間の両者の関わりに着目すること,周囲児自身の話を丁寧に聞くことの四点が見出された。

主題

この書誌の出所

  • openalex— W4235295015(2026-08-13取得)

引用キー: Ichiyanagi2021HowDoPeers

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