論文 ·用例に日本語 ·未確認
Cognitive Factors Relating to the Development of Early Literacy in the Kana Syllabary
Shinichiro Kakihana ・ Juko Ando ・ Maki Koyama ・ Shoko Iitaka ・ Izumi Sugawara
- 刊行年
- 2009-01-01
- 収録
- 『The Japanese Journal of Educational Psychology』 57(3) pp. 295-308
- 出版
- Japanese Association of Educational Psychology
- 言語
- 英語
- openalex
- W2315836871
- doi
- 10.5926/jjep.57.295
- mag
- 2315836871
- issn
- 0021-5015
- URL
- https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjep/57/3/57_3_295/_pdf
要旨
3-4歳児55名を対象に, かな識字能力の4つの側面の認知的規定因を検討した。識字能力として, 文字音知識, 特殊表記(拗音, 長音, 促音)の読み, 長音単語の表記知識, 読みの流暢性を対象とし, 関わりを検討する認知的要因として, (1)モーラ意識, (2)数唱, (3)非単語復唱, (4)語彙, (5)視知覚技能を対象とした。文字音知識の上位群は, (1)-(5)すべてで下位群を有意に上回っていた。ただし, 文字音知識の群を従属変数としたロジスティック回帰分析の結果, 独立した寄与をしていたのは, モーラ意識のみであった。特殊表記に関しては, 長音の読みの上位群は下位群に比べ, 非単語復唱の成績が高かったが, 促音, 拗音については関係性が見出せた認知的要因はなかった。長音単語の表記知識は, 語彙との間で相関がみられ, 長音部の表記違い(e.g., さとお)も正答とみなした場合, モーラ意識, 非単語復唱, 視知覚技能との相関が見出された。読みの流暢性に関しては, 数唱, 非単語復唱のほか, 長音単語の表記知識との相関が見出された。本研究の結果は, かな識字に対する各認知的要因の相対的重要性は, 識字の発達に伴い変化することを示唆している。
主題
この書誌の出所
- openalex— W2315836871(2026-08-12取得)
引用キー: Kakihana2009CognitiveFactorsRelating