論文 ·日本語 ·未確認
The Image and View of Gardens in the Works of the Author <I>Soseki NATSUME</I>
- 刊行年
- 2002-03-30
- 収録
- 『Journal of The Japanese Institute of Landscape Architecture』 65(5) pp. 389-392
- 言語
- 英語
- openalex
- W162954920
- doi
- 10.5632/jila.65.389
- mag
- 162954920
- issn
- 1340-8984
- URL
- https://www.jstage.jst.go.jp/article/jila1994/65/5/65_5_389/_pdf
要旨
明治期の文豪夏目漱石 (1867-1916) の作品中に見る庭園像を分析解釈し, 漱石の庭園観を考察すると共に, 明治時代日本の一般的住宅の庭のイメージを探った。その結果漱石はイギリスの庭より, 日本の庭の情緒を好んでおり, 作品中には日本で一般的な「松」「竹」「梅」や「杉」などの庭木を多く登場させ,「苔」の描写も多かった。また, 庭「石」も見られる一方, 植えられた「花」も目をひいた。作品中の庭は漱石の自宅の庭とも違っていた。それは漱石の植物・庭に対する知識を駆使して描写した庭というよりも, 一般読者が理解できる日常的な庭であり, 明治時代の住宅の庭の一般的姿と考察された。漱石の庭へのこだわりは, 日常生活の中, 暮らしにとけこんだものとしての庭だといえよう。
主題
この書誌の出所
- openalex— W162954920(2026-08-13取得)
引用キー: KandaSuzuki2002ImageViewGardens