論文 ·日本語 ·未確認
Improvement of Resistance to Bending-Type Lodging in Rice
Takayuki Kashiwagi ・ Naoki Hirotsu ・ Yuka Madoka ・ Taiichiro Ookawa ・ Ken Ishimaru
- 刊行年
- 2007-01-01
- 収録
- 『Japanese Journal of Crop Science』 76(1) pp. 1-9
- 出版
- Crop Science Society of Japan
- 言語
- 英語
- OpenAlex
- W4252377941
- DOI
- 10.1626/jcs.76.1
- ISSN
- 0011-1848
- URL
- https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcs/76/1/76_1_1/_pdf
要旨
イネにおいて倒伏は収量や品質を低下させ,生産者の作業効率を低下させる栽培上最も重要な障害である.倒伏は倒れ方から湾曲型,挫折型,転び型の3つに分類され,その中で湾曲型倒伏がコシヒカリ等の栽培で最も多く生じる.湾曲型倒伏は穂を含む植物体上位部の重さや風雨等の外部の力により稈が湾曲することにより発生する.「短稈化」,「強稈化」及び「下位部の支持力強化」が湾曲型倒伏に対する抵抗性のターゲットである.これまでの倒伏抵抗性の育種では主に短稈化がターゲットとされてきた.一方で短稈化のみで倒伏抵抗性を向上させていくにはいくつか問題がある.収量性の観点から考えると,草丈を下げる短稈化には限界が生じる.さらに抵抗性を向上させるには短稈化以外に強稈化及び下位部の支持力強化をターゲットとして育種を進めて行くことが必要である.本総説では,近年の分子・遺伝生理学的な研究の成果を中心に湾曲型倒伏に対する抵抗性に関する研究成果をまとめ,倒伏抵抗性向上に向けた研究の方向性を論じる.
主題
この書誌の出所
- openalex— W4252377941(2026-08-14取得)
引用
Takayuki Kashiwagi・Naoki Hirotsu・Yuka Madoka・Taiichiro Ookawa・Ken Ishimaru(2007-01-01) Improvement of Resistance to Bending-Type Lodging in Rice 『Japanese Journal of Crop Science』 76(1) pp. 1-9 Crop Science Society of Japan