論文 ·日本語 ·未確認
Treatment Featuring Direct Speech Therapy for a School-Age Child with Severe Stuttering-A Case Report-
- 刊行年
- 2005-01-01
- 収録
- 『The Japan Journal of Logopedics and Phoniatrics』 46(1) pp. 21-28
- 出版
- The Japan Society of Logopedics and Phoniatrics
- 言語
- 英語
- openalex
- W2315912590
- doi
- 10.5112/jjlp.46.21
- mag
- 2315912590
- issn
- 0030-2813
- URL
- https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjlp1960/46/1/46_1_21/_pdf
要旨
吃音の意識があり重症度の高い発吃3歳6ヵ月, 初診時年齢8歳10ヵ月の男児1例に対して環境調整, 遊戯療法とともに流暢性を促すために以下の直接的言語指導による治療を実施した.1) “ゆっくり, ひき伸ばし気味に”, “力を抜いて, 柔らかな声で”などをカメの玩具, 柔軟性に富むぬいぐるみの動き等にたとえて発話, 2) メトロノームを用いたリズム効果法, 3) 主症状である吸気発声への対応として, 吸気後に呼気にのせて軟起声で, 柔らかな声を用いながらゆっくりとひき伸ばし気味に発声・発語, 4) 劇遊びを斉読, 復唱など吃音症状が抑制されやすい条件をとり入れて実施した.言語指導終了後, 遊戯療法に並行して親面接を実施し環境調整を図った.家庭でも本言語指導を実施してもらった.本指導開始後, 指導および家庭場面の吃音症状は顕著に改善した.また回避反応は消失, 行動・心理面についても好転した.重度吃音学童に対して, 環境調整, 遊戯療法とともに, 遊戯的要素をとり入れ, 核となる吃音症状を踏まえて直接的言語指導を試みることの効果が示唆された.
主題
この書誌の出所
- openalex— W2315912590(2026-08-12取得)
引用キー: Kenjo2005TreatmentFeaturingDirect