論文 ·日本語 ·未確認
Structural and Inherent Cases of Universal Grammar Theory : Case-Marker Errors Made by Japanese and Korean Students With Hearing Impairments
- 刊行年
- 2008-01-01
- 収録
- 『The Japanese Journal of Special Education』 46(1) pp. 19-27
- 出版
- The Japanese Association of Special Education
- 言語
- 英語
- openalex
- W2739774276
- doi
- 10.6033/tokkyou.46.19
- mag
- 2739774276
- issn
- 0387-3374
- URL
- https://www.jstage.jst.go.jp/article/tokkyou/46/1/46_KJ00005615485/_pdf
要旨
日本と韓国の聴覚障害児を対象として、4コマ漫画説明課題を用いて、生成文法理論の構造格と内在格という視点から、聴覚障害児の両言語に共通する格助詞の困難さと個別言語の違いによる格助詞の困難さについて検討した。本研究の結果、両群とも格助詞の誤用の多くが構造格の格助詞「が」と「を」(韓国語では「〓/〓」と「〓/〓」)と内在格の格助詞「に」(韓国語では「〓〓)の位置で生じていた。このことから、構造格の格助詞「が」「を」と内在格の格助詞「に」は聴覚障害児の両言語に共通する獲得が困難な格助詞であることが示唆された。一方、日本の聴覚障害児では「が」と「を」の誤反応の平均生起率に差が認められなかったのに対し、韓国の聴覚障害児においては「が」の誤反応の平均生起率が「を」より有意に高かったなど4つの相違点がみられた。これらの差は日本語と韓国語の個別言語の違いによる格助詞の困難さであることが示唆された。
主題
この書誌の出所
- openalex— W2739774276(2026-08-12取得)
引用キー: KimIto2008StructuralInherentCases