論文 ·日本語 ·未確認

Praise seeking and rejection avoidance need scales : Development and examination of validity

Yayoi Kojima Keiko Ohta Kensuke Sugawara

刊行年
2003-01-01
収録
『The Japanese Journal of Personality』 11(2) pp. 86-98
言語
英語
openalex
W2736911357
doi
10.2132/jjpjspp.11.2_86
mag
2736911357
issn
1345-3629
URL
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjpjspp/11/2/11_KJ00002442204/_pdf

要旨

人は自分の自己呈示的行動に対し,他者から何らかの評価を受けることを期待する.その際,期待する評価の方向性に個人差があり,自己呈示方略に影響を与えていると考えられる.本研究では菅原(1986)をふまえ,他者からの肯定的な評価の獲得を目標としやすい「賞賛獲得」と,否定的な評価の回避を目標としやすい「拒否回避」の2つの独立した欲求を想定し,その強さを測定する尺度の作成を試みた.研究1では,賞賛獲得欲求と拒否回避欲求が独立した因子として抽出され,2つの欲求尺度の信頼性,併存的妥当性が検証された.研究2では,賞賛獲得欲求と拒否回避欲求の強さによって他者からの評価的フィードバックへの情緒的反応が異なることが示され,尺度の構成概念妥当性が支持された.研究2の結果から,2つの欲求の概念により,他者からの評価が自己概念とは異なるものであった場合の対処方略についても説明できる可能性が示された.このことから,賞賛獲得欲求・拒否回避欲求の概念が,自己呈示と個人の社会的適応の問題をはじめとする様々な社会的行動を考える上での重要な枠組みを提供し得ることが示唆された.

主題

この書誌の出所

  • openalex— W2736911357(2026-08-13取得)

引用キー: Kojima2003PraiseSeekingRejection

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