論文 ·日本語 ·未確認
The Relationship between Socio-economic Status and the Loss of Healthy Aging, and Relevant Gender Differences in the Japanese Older Population
Katsunori Kondo ・ Toyo Ashida ・ Hiroshi Hirai ・ Misawa Jimpei ・ Kayo Suzuki
- 刊行年
- 2012-01-01
- 収録
- 『Iryo To Shakai』 22(1) pp. 19-30
- 言語
- 英語
- openalex
- W3092390266
- doi
- 10.4091/iken.22.19
- mag
- 3092390266
- issn
- 0916-9202
- URL
- https://www.jstage.jst.go.jp/article/iken/22/1/22_1_19/_pdf
要旨
日本の高齢者における等価所得・教育年数と死亡,要介護認定,健康寿命の喪失(死亡または要介護認定)との関連を明らかにすることを目的とした。協力を得られた6自治体に居住する高齢者14,652人(平均年齢71.0歳)を4年(1,461日)間追跡し,要介護認定および死亡データを得た。Cox比例ハザードモデルを用い,死亡,要介護認定,健康寿命の喪失をエンドポイントに等価所得・教育年数(共に5区分)を同時投入して年齢調整済みハザード比(HR)を男女別に求めた。その結果,男性では,最高所得層に比べ最低所得層でHR1.55-1.75,最長教育年数に比べ最短教育年数層ではHR1.45-1.97の統計学的にも有意な健康格差を認めた。一方,女性では,所得で0.92-1.22,教育年数で1.00-1.35と有意な健康格差は認めなかった。等価所得と教育年数の2つの社会経済指標と用いた健康指標(死亡,要介護認定,健康寿命の喪失)とで,健康格差の大きさも関連の程度も異なっていた。日本の高齢男性には,統計学的に有意な健康格差を認めたが,女性では認めなかった。これは健康格差が(少)ない社会・集団がありうる可能性を示唆しており,所見の再現性の検証や健康格差のモニタリング,生成機序の解明などが望まれる。
主題
この書誌の出所
- openalex— W3092390266(2026-08-13取得)
引用キー: Kondo2012RelationshipBetweenSocio