論文 ·日本語 ·未確認
Reading Kanji Words: Analysis of Reading by Children With Specific Reading Disorders Through an Assessment of Word-Attribute Effects
Aya Kumazawa ・ Takaaki Goto ・ Miyoshi Kumoi ・ Toshihide Koike
- 刊行年
- 2011-01-01
- 収録
- 『The Japanese Journal of Special Education』 49(2) pp. 117-126
- 出版
- The Japanese Association of Special Education
- 言語
- 英語
- openalex
- W2323592342
- doi
- 10.6033/tokkyou.49.117
- mag
- 2323592342
- issn
- 0387-3374
- URL
- https://www.jstage.jst.go.jp/article/tokkyou/49/2/49_117/_pdf
要旨
本研究は、32名のLD児と285名の健常児を対象とし、ひらがな文の読み困難をともなうLD児の漢字単語の読み特性を検討した。LD児は、ひらがな文の読み困難をともなうLD児(RD児)18名と、ひらがな文の読み困難をともなわないLD児(NRD児)14名に分類された。ロジスティック回帰分析を用いて、漢字単語の読みの単語属性効果を検討した。心像性効果ないしは親密度効果があった13名のRD児と5名のNRD児は、低心像の漢字単語の読みの成績が低く、RD児は、NRD児よりさらに低かった。これらRD児とNRD児は、WISC-IIIの群指数FDの値が低く、聴覚記憶の弱さを示した。聴覚記憶の弱い子どもは、音韻ループを介しての漢字の読み学習に困難を有するので、読み学習に際して意味ルートを用い、視覚的イメージや意味を利用したため、心像性効果や親密度効果が生じたことが推測できる。RD児はNRD児と比べて漢字単語の読みの成績が低かったことから、意味ルートの機能レベルが低いことが推測された。
主題
この書誌の出所
- openalex— W2323592342(2026-08-13取得)
引用キー: Kumazawa2011ReadingKanjiWords