論文 ·日本語 ·未確認

Word length effects for kana and kanji words in lexical decision tasks

Yuu Kusunose Masahiro Yoshihara K. Ida Junyi Xue Mutsuo Ijuin Yasushi Hino

刊行年
2014-01-01
収録
『The Japanese Journal of Cognitive Psychology』 11(2) pp. 105-115
言語
英語
openalex
W2313312389
doi
10.5265/jcogpsy.11.105
mag
2313312389
issn
1348-7264
URL
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcogpsy/11/2/11_105/_pdf

要旨

語彙判断課題を使ってカタカナ三文字語と四文字語間および漢字二字熟語と三字熟語間の課題成績の比較を試みた.カタカナ表記語には語長効果は観察されなかったが,漢字表記語には有意な語長効果が観察された.漢字三字熟語に対する反応時間は漢字二字熟語に対する反応時間よりも有意に長かった.この効果は,漢字表記語群間で形態隣接語数を統制しても観察された.漢字表記語は複合語であったのに対して,カタカナ表記語は単語であったことから,漢字表記語のみに観察された語長効果は,形態素数の差異を反映する効果であるものと思われる.漢字表記語の読みに,形態素への分解と統合を仮定すると語全体レベルの表象へのアクセスには,分解された複数の形態素に対する再統合が必要である.漢字三字熟語のほうが,二字熟語よりも複雑な形態素構造を持つため,この統合処理において語長効果が生じたものと思われる.本研究の結果は,語の読みの処理の性質が,その語が持つ形態素構造に強く依存することを示唆する.

主題

この書誌の出所

  • openalex— W2313312389(2026-08-12取得)

引用キー: Kusunose2014WordLengthEffects

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