論文 ·日本語 ·未確認
On the Behaviour of High Polymer in Solutions
Hirokuni Maeda ・ Tōru Kawai ・ Ryoji Kashiwagi
- 刊行年
- 1956-01-01
- 収録
- 『Kobunshi Kagaku』 13(133) pp. 193-201
- 言語
- 英語
- openalex
- W2326039285
- doi
- 10.1295/koron1944.13.133_193
- mag
- 2326039285
- issn
- 0023-2556
- URL
- https://www.jstage.jst.go.jp/article/koron1944/13/133/13_133_193/_pdf
要旨
ポリビニルアルコール (PVA) 水溶液は粘度が時間的に上昇し, ある濃度以上ではついにゲル化する。その機作を明らかにする目的をもって, 種々の條件でつくったゲルの見かけの融点とPVA濃度との関係およびその水溶液の見かけの粘度の時問的変化を種々の濃度, 温度について測定した。ゲルの見かけの融点Tmと濃度Cとの間にはPVA2209/lまでの濃度範囲では1og C=ΔH/RTm+Constantなる関係が成立し, これから計算されるΔHは8.8kcal/molである。これは大体水素結合1~2個に相当し, したがって少なくとも稀薄なゲルにおいては高分子銀は水素結合1~2個程度の強さで結びつけられ網状構造をつくっていると考えられる。見かけの粘度はある濃度以上では明らかに時間とともに上昇するが, かなり顕著なチクソトロピーを示す。これらのことからゲル化の初期段階と考えられる溶液のagingはおそらくPVA分子間の弱い結合によるのであろうと想像される。
主題
この書誌の出所
- openalex— W2326039285(2026-08-12取得)
引用キー: Maeda1956BehaviourHighPolymer