論文 ·日本語 ·未確認
Nesting on man-made structures by birds in Japan: cases and perspectives
- 刊行年
- 2019-04-23
- 収録
- 『Japanese Journal of Ornithology』 68(1) pp. 1-18
- 出版
- Ornithological Society of Japan
- 言語
- 英語
- openalex
- W2946792692
- doi
- 10.3838/jjo.68.1
- mag
- 2946792692
- issn
- 0913-400X
- URL
- https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjo/68/1/68_1/_pdf
要旨
スズメ,ツバメをはじめとして,さまざまな鳥類が人工構造物に営巣をしている.これまで,この現象は,何か奇異な現象として捉えられることが多かった.しかし,都市の拡大とともに人工構造物の数は増加しており,都市において,鳥類が人工構造物に営巣することは,すでに日常的な景色となっている.そこで本稿では,日本において,どの種がどのような人工構造物を使って営巣しているかをまとめ,その上で,鳥が人工構造物に営巣していることを,どのような視点でとらえることができるか検討をした.鳥が人工構造物に営巣することは,ヒトと鳥との相互作用として捉えることができ,特に,ヒトの文化がどのように鳥類に影響を与えているか,と考えることができる.また,現代の都市の鳥類多様性は,人工構造物にかなりの部分,依拠している可能性も考えられる.鳥類が人工構造物を営巣することで,停電などヒトとの軋轢も生む.鳥類が人工構造物に営巣することで,ヒト,鳥類,それぞれにとって生じる利点と不利点を明らかにしつつ,それに対して人々がどのような価値観をもつのか,どのように対応していくべきなのか,総合的に考えていく必要がある.
主題
この書誌の出所
- openalex— W2946792692(2026-08-13取得)
引用キー: Mikami2019NestingManMade