論文 ·日本語 ·未確認
The relationship between root length density and yield in rice plants.
Shigenori Morita ・ Tetsuya Suga ・ Koou Yamazaki
- 刊行年
- 1988-01-01
- 収録
- 『Japanese Journal of Crop Science』 57(3) pp. 438-443
- 出版
- Crop Science Society of Japan
- 言語
- 英語
- openalex
- W2335554339
- doi
- 10.1626/jcs.57.438
- mag
- 2335554339
- issn
- 0011-1848
- URL
- https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcs1927/57/3/57_3_438/_pdf
要旨
水稲における根系の量および分布と収量との関係について解析を行なった. 実験用コンクリート水田において, 窒素施用量あるいは栽植密度を変えた6条件下で水稲を栽培した. 登熟期にそれぞれの処理区において株下および株条間(相互に隣接する4株の中央部分)から, ブリキ製の円筒を用いて根を採取し, ルートスキャナーで根長を測定し, 根長密度(単位土壌体積当りの根長)を算出した. 根長密度は, 土壌表面から深くなるにつれて, 少なくなっていた. 根長密度を利用して, 単位面積当りの土壌中に存在する総根長を推定したところ, 約1万km/10aのオーダーの値が得られた. この単位面積当りの総根長と推定収量との関係を解析した結果, 収量水準約550kg/10aまでは収量と総根長が対応して増加したが, それ以上の収量水準では総根長は減少していた. 土壌中における根の相対的な分布と収量との関係についてみると, 600kg/10a以上の高い収量では, 根が相対的に下方向に分布していた. 以上の結果から, 600kg/10a以上の高い収量をあげるためには, 単に根量が多いこととは別に, むしろ根が下方向に分布していることが重要であることが推察された.
主題
この書誌の出所
- openalex— W2335554339(2026-08-12取得)
引用キー: Morita1988RelationshipBetweenRoot