論文 ·日本語 ·未確認

好奇心の5次元尺度の日本語版の開発

Kazuji Nishikawa

刊行年
2018-01-01
収録
『JAPANESE JOURNAL OF RESEARCH ON EMOTIONS』 26(Supplement) pp. os04-os04
言語
日本語
openalex
W4230611591
doi
10.4092/jsre.26.supplement_os04
issn
1882-8817
URL
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsre/26/Supplement/26_os04/_pdf

要旨

好奇心の 5 次元尺度の日本語版の開発 -好奇心の領域と対象について-○西川 一二 1 (京都大学大学院教育学研究科 1) Key words: curiosity, the five-dimensional curiosity, scale 問 題と目 的 好奇心は,探索行動の動機づけである(Berlyne,1960)。動 機づけの重要な要素であるがゆえに,好奇心は複雑になりす ぎる。つまり日常の行動や態度といった目に見える好奇心の 活動になるまでには,この動機づけを基に感覚経験, 自己過程, 対人関係を経て形成される。 形成される領域や対象によって, 好奇心の活動が複数に存在する(Nishikawa & Amemiya, 2018)。 欧米の研究では,これら好奇心の活動に関する領域や対象が 整理されないまま研究が展開されている。それにより教育的 効果,キャリア形成や精神的健康で指摘されている好奇心の 活動の意味や概念は, 研究者によって若干異なる。 Kashdan et al,.(2018)は,これらの指摘されている好奇心の活動を整理するために,好奇心の 5 次元尺度を開発をしている。本研究 では,日本語版の好奇心の 5 次元尺度の開発を目的とする。 方 法 ■参加者:第 1 回調査では大学生 426 名(男性 148 名, 女性 278 名, 平均年齢 18.89)で実施し, 第 2 回調査では大学生 342 名(男性 103 名, 女性 236 名, 不明 3 名,平均年齢 18.93)で 実施した。 ■手続き:好奇心の 5 次元尺度(Kashdan et al.,2018)の日本 語版の開発では,本調査に先行して予備調査(大学生 292 名) を実施し,固有値の推移から 5 因子を確認し,そこから得ら れた各因子の項目負荷量を参考に, 訳の調整と修正を行った。 本調査では,こられを基に改訂された項目群の因子構造を検 討するため探索的因子分析を行い,5 下位尺度の内部一貫性 を検討するため Cronbach のαを算出した。 下位尺度の妥当性 は,関連尺度を使用し相関分析を行った。 ■質問紙: (1)好奇心の 5 次元尺度 (Kashdan et al.,2018;25 項目 7 件法) 。下位尺度は各 5 項目からなる。 a.探究の喜び(Joyous Exploration;例「なじみのないこと について知るのを楽しみにしている」) b.欠乏の感受性(Deprivation Sensitivity;例「解かなけ ればならないと感じた問題には,しつこく取り組む」 ) c.ストレス耐性(Stress Tolerance;例「不確実な状況に より生じるストレスには立ち向かえない」※逆転項目) d.社会的好奇心(Social Curiosity;例「他の人々のそばに いると、その人たちの会話が聞きたくなる」) e.スリル探求(Thrill Seeking; 例「危険に身をさらすこと に興奮する」) (2)知的好奇心尺度(西川・雨宮, 2015;12 項目 5 件法) 下位尺度には拡散的好奇心(例「新しい事に挑戦す

主題

この書誌の出所

  • openalex— W4230611591(2026-08-12取得)

引用キー: Nishikawa2018

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