論文 ·日本語 ·未確認

Phonological Impairment in Developmental Language Disorders-In Cases of Developmental Dyslexics.

Noriko Oishi Sawako Saito

刊行年
1999-01-01
収録
『The Japan Journal of Logopedics and Phoniatrics』 40(4) pp. 378-387
出版
The Japan Society of Logopedics and Phoniatrics
言語
英語
openalex
W2510608349
doi
10.5112/jjlp.40.378
mag
2510608349
issn
0030-2813
URL
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjlp1960/40/4/40_4_378/_pdf

要旨

知的発達に遅れがなく, 日常会話に問題がないが, 読み書きの発達が特異的に遅れた言語性読み書き障害7例 (小1~6年) に, 音韻, 意味, 構文, 喚語, 記憶の5領域からなる検査バッテリーを作成し, 実施した.結果は, (1) 音韻2課題 (単語逆唱と促音, 長音を含む無意味語のモーラ数かぞえ) の成績が正常コントロール群と比較し劣った. (2) 意味理解課題 (なぞなぞに答える) はコントロール群と差がなかった. (3) 動作語, 物品名, 色名のカテゴリー別呼称で, 動作語, 物品名に比べ, 色名の成績が劣り, コントロール群との差が大きかった. (4) 意味カテゴリーからの語想起に比べ, 音からの語想起の成績が劣る症例が多かった.以上より, 7症例は言語発達の諸領域に発達の個人内差があり, 音韻の発達が遅れること, 意味理解は良好であること, 呼称機能にカテゴリーによる差があることなどが明らかとなった.読み書き障害と音韻発達の関係は欧米でも指摘されており, 日本語でもその傾向が示唆された.

主題

この書誌の出所

  • openalex— W2510608349(2026-08-12取得)

引用キー: OishiSaito1999PhonologicalImpairmentDevelopmental

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