論文 ·日本語 ·未確認

Sustainable dialogue between experts and the general public

Katsuya Yamori

刊行年
2007-01-01
収録
『THE JAPANESE JOURNAL OF EXPERIMENTAL SOCIAL PSYCHOLOGY』 46(2) pp. 198-210
言語
英語
openalex
W4253779575
doi
10.2130/jjesp.46.198
issn
0387-7973
URL
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjesp/46/2/46_2_198/_pdf

要旨

本論文は,環境,医療,防災,福祉,土木など多くの分野で,専門家と非専門家(一般の人びと)との間の「対話」が重要視されている現状を踏まえ,新たな対話形態として「終わらない対話」というあり方を提示しようとするものである。まず,「終わらない対話」を実現しようとした具体的な試みとして,矢守・吉川・網代(2005)が開発した「クロスロード」と呼ばれるゲーミング技法について紹介した。次に,歴史的な意味でも論理的な意味でも,「終わらない対話」に先行する対話形式として位置づけることができる「真理へと至る対話」,「合意へと至る対話」の2つに言及し,これら2つの対話形式との異同を通じて「終わらない対話」の性質を明確化した。さらに,「クロスロード」を活用した防災実践活動における対話の特徴をルーマンのリスク論に依拠して考察し,「クロスロード」が「終わらない対話」に結びつく根拠を理論的に示した。最後に,「クロスロード」は,「終わらない対話」のみならず,上述の3つの対話形式をすべて包含した重層的な対話メディアであり,専門家と非専門家との対話には,今後,こうした重層的なメディアやアプローチが不可欠であることを指摘した。

主題

この書誌の出所

  • openalex— W4253779575(2026-08-13取得)

引用キー: Yamori2007SustainableDialogueBetween

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